インフレに強い
不動産投資の二つ目のメリットは、インフレに強いことです。インフレとは、「物価上昇による貨幣価値の下落」を意味します。
たとえば、今後1年間で物価が1割上昇すると、現在100円で買えるものが1年後には110円払わなければ買えなくなります。すなわち、実質的にみると、1年後の100円は現在の約90円の価値しかなくなってしまうということです。
お金の価値が下がるということは、金融資産(銀行預金や債券)の価値も下がることを意味します。
たとえば、5年満期の定期預金について考えてみると、現在100万円の投資を行うと、5年後には同じ100万円の元本が償還されますが、その5年間で物価が20%上昇したとすると、戻ってくる100万円の実質的な価値は、投資した時点での貨幣価値に換算すると80万円程度にしかならないということです。
これに対し、不動産は、インフレが進めば基本的にはその価値が上昇します。
消費者物価が1割上昇したからといって、必ず不動産の価格も1割上昇するとは限りませんが、一般的には、消費者物価が上昇している局面では、不動産も含めて資産価格全般も上昇する可能性が高いと言えます。さらに、不動産価格だけでなく、投資期間中の収益についても、固定金利の債券と比較すれば、インフレに伴って賃料の上昇も期待できる不動産投資の方が、インフレに強いのです。